ごみ置き場

この時代に哀を歌うブルース…

私の観劇ってこんな感じ。


私の舞台好きってのがどんだけ知られてるか
ちょっとよく分かってませんが、

なんでもいいから観劇したい。
生の舞台を観に行きたい。


最後に舞台観に行こうとしてたのは、
劇団四季ノートルダムの鐘。
博多の劇場まで観に行く予定だったのに、
1週間前くらいにコロナで公演中止の連絡…
2月か3月の末の話だったかなあ?
そのまんま自粛ムードに入って、
今日に至るまでチケット戦争にも
介入してない状況です。


九州のましてや南端に住む私にとっては
観劇ってイコール旅行だし、
同じ公演期間中に何回も
劇場に足を運ぶ人もいる中で
一大イベントなわけで。
誰よりもワクワクしながら観劇しに行っとります。


まずはチケット取りに始まるのですが
ここで幾度無く敗れる…
スタートラインにすら立てないのはザラ。
特に悔しかったのは
宙組エリザベート(朝夏まなと主演)
花組天草四郎(明日海りお主演)


ラッキーやらなんやらでチケットが確約されたら
飛行機の予約、宿の予約。
せっかくの遠征なので、
他にどこに行くか大体の予定も組んじゃう。


前日はワクワクしながらパッキング。
絶対に忘れちゃいけないものは
念入りに確認しながら…
(実は前科があるもんで)
オペラグラスは必須。必須アミノ酸


いざ当日になれば、
大荷物背負ってもしくは引っぱって
慣れない土地と多すぎる人の中、
気持ちだけはバカにされまいと
謎に都会人ぶって(ぶれてないんですけど)
東京のまちを毎度毎度彷徨っています。


以下、観劇ルーティンなのですが
開場1時間〜30分前には待機して
外の公演ポスターの写真撮ったり
キャトルレーヴに行ってルサンク買ったり。
開場したらパンフレットを買い、
実際の座席確認してお手洗い済ませたら
緞帳の文字でオペラグラスのピントを合わせ
パンフレットを読みながら再び待機。


公演が始まれば拍手も忘れず
オペラグラスでスター様の御顔を拝んだり
脇の組子たちの小芝居を見てフフッとしたり
(これが本当に手と目が
足りなくて足りないんです)
幕間には回転は早いけど
ものっそい行列のお手洗いに並び
後方のおば様たちの第一幕の感想述べ合いを
盗み聞いて(わかるわかる…)と
心の中で首もげるほど相槌を打つ。


観劇し終わったら人間として退化しきり
語彙を失くして「やばかった」としか
言えなくなる。(これはわかってもらえるはず)
その後は美味しいご飯(リサーチ済)を食べて、
ホテルに帰ってパーッとお風呂入って
そしてここで買ったルサンクを読む!

ルサンクって言うのは
公演ごとに出ている
詳しいト書入りの脚本が載った雑誌で
観劇前に読んじゃうと
盛大なネタバレを踏むわけです。
でも観劇後にこれを読むと
聞き取れなかったセリフとか
覚えてなかったセリフとか発見しちゃって
また違った解釈とかできちゃうんですね。
ルサンク考えた人、大天才では?
これを売っちゃう宝塚歌劇団もすごい。
全ての舞台でこれを売ってくれ。まじで。


行きの飛行機はいつも寝落ちしてしまうのですが
帰りの飛行機は冴えてることが多いので
iPhoneのメモ機能で観劇メモ(要は感想)を残す。
あとから読み返すとこれと一緒で
「こいつ何言ってんだ?」ってなること多いけど
時が経っても共感できること多くて、
振り返るにはすごく良いメモです。
自分にとってだけ、だけど。


私が観劇するときってこんな感じ。
田舎者なりに頑張って宝塚限らず
毎年3回以上は観劇してた私ですが
今このコロナ禍で1年以上生観劇できとらんって
考えてみたらドッヒャ〜〜〜
観劇はライフワーク!と言い切ってしまうには
にわかも大にわかですけど、
やっぱこんだけ観に行けないのは寂しい。


でね、かごしまにいる人の中では
割といろいろ観劇してると思ってる私がね
1つちょっと特別に感じてる舞台があってね。
初めての宝塚観劇である
ちえちゃんの退団公演もそうなんだけど、
それとは別にあってね。



当日B席通称“当B”で
宝塚を観たときのことなんですが………


それは次回、話しますね。
これはすごく話したい良い思い出なので
必ず勝手に書きます。



皆も観劇しようぜ!!!