ごみ置き場

この時代に哀を歌うブルース…

母の緊急入院と手術。


何年も前から巨大な胆石があったらしいが
特に問題も無いので放置で大丈夫。
もちろん万が一もあるので取るに越したことはないが
急いで取る必要はない、


と毎年の人間ドックの都度、言われてたこと。
私も毎年聞かされていた話。


しかし、ここ数日で突然胃の奥のあたりが痛い、と。

胆石の痛みは初めてじゃない母は
なんとなく昔のその痛みに似てると思い
病院行って検査するも特に問題は見つからず。
他の臓器にも何も異常が無い。

とりあえず強めの痛み止めと胃薬をもらい2日はやり過ごした、


けど9月14日、深夜からまたお腹に激痛。
急患に朝5時頃病院に行った母と
付き添いの父と姉。私は留守担当に。


そのときの検査でも2日前と同じ診断。
胆石も問題無く、他の臓器にも異常無し。
ただ胆石があることは確かであるし、
検査に表れないものの他に考えられるとしたら胆石しか無い。


ということで、胆のうの摘出手術へ。

早ければ今日明日、とか言ってたのも束の間、
今日の昼過ぎに急遽、手術が決まる。


5時過ぎ頃に面会。
ICUで会った母のことはさっきの通り。


以上が母の緊急入院と手術の流れ。




この3連休は裁縫で作りたいものを作る
って宣言してたのになあ、、、

元々裁縫好きではあるのだけど、
最近になってそれを加熱させたのは私でな。

というのも、
最近自分が裁縫できるように…
というかミシンを扱えるようになりたいと
母に話して手芸のまきのに行って。

ミシンの使い方教わりながら、
自分で選んで買った布で
ポーチ作ったりサコッシュ作ったり…

とかしてたら母もいろいろ作りたいもの
思い立ったみたいで。
孫(私から見て甥っ子)のスタイとか
オムツバッグとか。

あと気に入ってたけど古くなったエプロンを
何か別のものにリメイクしようといろいろ考えてた。


なんつーか、本当はこの3連休、
母としては家にいながらも
楽しく過ごすつもりだったろうに
こんな目に遭うなんてぐらしか。


げっそりした弱々しい母を見て、
つい数日前までは家具屋さんハシゴしてて
私の腕に自分の腕を組んできたり
目が合うたびに変顔してきたり
なぜかテンション高めだったあのときの母と
まるで別人過ぎて悲しくなってきたね。


長男坊の兄と8つ離れてるので私は。
同世代の子の親よりも母はうんとババアなんです。


今回はまだ胆のう摘出ぐらいで、
入院も1週間くらいで済むかもしれないらしく
安心…はしてないけど大事じゃないという点で
ホッとしてる面はあるものの、


私が小5のときに甲状腺ガンが見つかって
喉近くの首切ったこともあるしね。

こんな今危ない状態で考えるには
不謹慎なことかもしれないけれど、
いつかくる母の死をリアルに感じてしまうこの地獄。


昔の余裕の無いクソメンヘラ私じゃ考えられないけど、
母が元気なうちにしてやれることはしたいと
真剣に考え出してる、今。


まあ私ができることって旅行の案内ぐらいなんだがな。


(※血腥いのに全くおもしろくないクソメンヘラ時期の話は億が一にも需要があればしてもいいけど友達減るレベルでおもしろくない)



ICUから戻る予定の病室に
先々月に一緒にディズニー行ったときに
お迎えしたダッフィー置いてきた。

ぬいぐるみも好きなんだよ、
水族館の売店でアザラシのぬいぐるみ買ってきた理由が
「目が合ってしまったから」とか
言っちゃうような人だから。



なるようになってほしい。
死と隣合せの状況ってのは過言だけど
とにかくまだ死んでほしくないのだ。
今は本当にそれだけ。

まだ私はバブちゃんだからよお、、、